皆さんこんにちは、採用担当です!

福井新聞社では今月から、2024夏のインターンシップを行っています。

今回は、本日始まった第2日程の模様をお伝えします。

今回の日程には、県内外の大学に通う1~3年生の9人が参加してくれています。
まずは自己紹介から。名前や大学名に加えて、「プロ野球の観戦に行けた」「友人と旅行の約束をした」など、最近あったうれしいニュースを発表し合いました。

最初のプログラムには、編集局報道部・運動班デスクで27年目のH副部長が登場。日本中が熱狂したパリオリンピックで現地取材を担当、14日に帰国したばかりだそうで、現場の雰囲気や県勢の活躍ぶりを熱く語ってくれました♪

H副部長は県勢を追いかけ、越前市出身の見延和靖選手が出場したフェンシング男子エペ団体や、勝山市出身の山口茜選手が出場したバドミントン女子シングルスなどを観戦したそう。中でも「奇跡を見させてもらった」と興奮気味に語ったのが、鯖江高校出身の杉野正尭選手が出場した体操男子団体総合の試合。挽回の難しい点差をつけられる中で、杉野選手がミスのない演技を披露し会場全員が注目。H副部長は「会場の雰囲気ががらっと変わったのを感じた」そうで、それがライバル中国に重圧をかけ、日本が金メダルを獲得する立役者になったと語りました。

参加者は現場を生で見たH副部長の話に興味がわいたようで「時差がある中でどんな工夫をして取材をしたか」「選手と信頼関係をつくるために心がけていることはあるか」など、次々と質問を投げかけました。

午後からは取材体験プログラムを実施。報道部デスクのY部長が、取材や原稿執筆のノウハウを教えてくれました。新聞の原稿は「リード」と呼ばれる第一段落目に、5W1Hといった大切なことを詰め込むことで、記事の概要を伝える役割を果たしていると説明。記者と聞くと「文章を書くのが苦手な自分には向いていない…」などと考える学生さんは多いですが、Y部長は「ある程度新聞の原稿は書き方がパターン化されているため、気にする必要はない。私も学生のころは国語が苦手だった」と笑顔で呼びかけていました。加えて▼大切なことを最初に書く▼内容ごとに改行することで読みやすくする―といった、エントリーシートを書く際にも役立つコツを伝授しました。

教わったノウハウを生かすべく、参加者は記者になりきって取材に挑戦! 地域おこし協力隊として県外から移住(現在は退任)した版画家のOさんをお招きし、インタビュー記事を執筆する想定で質問を投げかけました。Oさんが持参した多数の版画作品を間近で見て、記事の構成や質問内容を熟考。「移住してよかったことは何か」「心に残っている活動はあるか」「アートを生かしてどんなまちにしていきたいか」などと活発に問いかけてくれました。

原稿を書いて提出してくださった方は、記者経験のある人事担当者が添削!
良かった点などを後日フィードバックさせてもらう予定です♪

初日から盛りだくさんの内容でしたが、みなさんメモを取りながら真剣に話を聞いてくれていました。

明日は、デジタルラボや営業事業局の仕事に触れる様子をお伝えします!